公益社団法人 日本3B体操協会では1971年の発足以来、50年以上の永きにわたり、日本全国に3B体操の普及を進めてまいりました。現在、全国7地区に本部を置き、指導者数は約2,900名。教室数も約9,000ヶ所を数えます。
ここまで成長できたのも、3B体操の持つ「3つのキーワード」と「4大効果」を兼ね備えている点が大きいのではないでしょうか。
- 公益社団法人 日本3B体操協会の提唱する3B体操が一般的な健康づくりの体操と大きく違うのは、プログラムに「遊びの要素」を取り入れている点です。用具を使って様様な音楽に合わせて行う体操なので、楽しく続けることができるのです。好奇心旺盛で飽きやすいお子様にも続けることができ、親子でも楽しむことができます。
- 3B体操は、全国にたくさんの受講者の方がいます。それだけ多くの方に実践していただけている理由の一つが、誰でも楽しめる「気軽さ」ではないでしょうか。3B体操は、運動神経の良し悪しが影響する体操ではないため、運動が苦手な方や久しぶりという方でも安心して、どなたでも楽しんでいただけます。
- 3B体操を実際に楽しまれている方の中には、ご年配の方や障がいのある方もいらっしゃいます。3B体操は、補助具としてボールやベルを使いながら行う体操のため身体能力に関係なく、無理なく安全に行えます。
このように3B体操は、【気軽に楽しめる体操】です。でも、楽しめるだけではありません。当然、しっかりとした健康効果も実感できます。その効果こそ、3B体操の4大効果です。
(※)生活習慣病の予防には、日頃から体を動かす習慣を身につけることが重要です。
血糖や脂質をたくさん消費する有酸素性運動は、内臓脂肪の減少、消費エネルギーの増加、
体力の向上などに有効で、生活習慣病にかかりにくくするといわれています。
こうした4大効果を最大限生み出してくれるのが、3B体操で使用するボール、ベル、ベルターといった用具です。この3つの用具には、それぞれ効果的な使用法があります。
- ボールの丸みや弾み、転がり、持ちやすさといった特性を利用して、有酸素性運動、バランス運動、筋力トレーニング、ストレッチングに使用します。また、子どもの運動遊びとして、ボールつきやキャッチボール、リフティングなどにも活用することで、運動機能を高めます。
- ベルの特長である軽さ・クッション性・持ちやすさを利用し、あらゆる対象者にも対応するため、身体機能を高めるのに有効です。
- ベルターの伸び縮みを利用して、関節の可動域を拡げ筋肉の柔軟性を高めるため、美しい姿勢づくりにも効果的です。また、けがの予防と回復にも役立ちます。